文部科学省の私立大学支援事業をめぐる汚職事件で、事業の対象校に選定されるよう前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)に依頼していたのは東京医科大学の臼井正彦理事長(77)だったことが、関係者の話でわかった。その見返りに同大の入試で佐野前局長の子の合格を決めていたという。臼井理事長は不正を認めているといい、東京地検特捜部は在宅で調べを続けている。大学のトップが不正に関与し、教育行政をゆがめた疑……
【文科省局長収賄】東京医大の臼井正彦理事長が不正を認める、助成依頼の見返りに佐野前局長の子を合格させる
文科省局長収賄事件