そもそもこういう状況を招いた最大の原因は6枚替えという大胆すぎる采配にあったのではないか。セネガル戦の前に「2戦目で突破を決めに行く。3戦目は敗者復活戦」だと語った指揮官が、このポーランド戦でこれまでとは違った新風を吹かせなければならないと考えたのはよく分かる。実際、長谷部と乾はイエローを1枚ずつもらっていたし、セネガル戦からの試合間隔が中3日と非常に短かった。加えて、気温35度超の酷暑というボルゴグラード特有の環境も重なった。こうした要素を踏まえれば、数人の先発入れ替えは必須だった。ただ、今の日本はようやく確固たるベースができたばかり。それを大きく変えないためにも、入れ替えは最大3、4人という見方が根強かった。……
【忖度?】物議を醸す西野監督の大胆采配…ポーランド戦スタメン6人替えの是非
